(2025.03.13加筆)
住まいを長く美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。とくに強風や大雨、大雪の後のチェックは、将来的なトラブルを未然に防ぐ重要なポイント。
まずは、ご自身で小まめなセルフチェックを。そして、ちょっとしたことであれば、ご自身でメンテナンスを。まずは、具体的なチェックポイントを見ていきましょう。
台風や大雨、雪の季節の後は、家に目に見えない影響が生じていることがあります。早期発見・早期対応のために、まずは以下のポイントをチェックしましょう。
足元に瓦の破片や見慣れない部品が落ちていないかを確認します。これらは、屋根や外壁に問題が生じている可能性を示すサイン。とくに風の強い日の後は、飛来物による屋根材の損傷も考えられます。
地震のあと、とくに重要なのが基礎のチェックです。福井県でも2020年(令和2年)9月に春江で震度4の地震があり、家の基礎にひびが入ったという事例がありました。
<自分でできるメンテナンス>
髪の毛ほどの細いひび割れ、いわゆるヘアークラックであれば、ホームセンターで販売されているコンクリート補修剤で応急処置可能です。
敷地内を歩き、基礎を見て回るときに、細長い土の固まりのような蟻道がないかどうかもあわせてチェックしましょう。これからの時期、羽アリが活発に飛び始めますが、家の周囲を羽アリが飛んでいる場合、シロアリ被害がかなり進行している恐れがあります。すぐに専門家に連絡を。
敷地内から屋根を見上げ、あるいは2階から下屋部分を見下ろし、以下のような不具合がないかをチェックします。
・瓦のズレや破損
・屋根材の浮き
・飛来物の付着
・雨樋の損傷や詰まり
「ポタポタ」と水が漏れる音や、風が吹くと何かが「カタカタ」と音を立てる場合は、雨樋の詰まりや屋根材の緩みが考えられます。
<自分でできるメンテナンス>
1階部分の雨樋は、脚立を使えば安全に掃除できます。定期的に落ち葉や泥などを取り除き、最後に水を流して詰まりがないか確認しましょう。雨樋の詰まりを放っておくと、破損の原因にもなり得ます。
室内から天井や壁を見回し、シミやカビの発生がないか確認します。シミが見つかった場合は、外部から水が侵入している可能性があります。最近の雨で突然発生したというよりも、それ以前から雨漏りがあって徐々に進行していたと考えられます。
<自分でできるメンテナンス>
小さなカビは、市販のカビ取り剤で対処可能です。ただし根本的な原因(結露や雨漏り)を解決しなければ再発するため、換気を心がけ、結露が生じやすい場所は定期的に拭き取りましょう。浴室のカビ予防には、使用後の拭き取りと換気が効果的です。
地震があった後などは、窓やドアの開閉具合をチェックしましょう。スムーズに動かない場合は、建物に歪みが生じている可能性があります。
<自分でできるメンテナンス>
日頃から動きが悪い場合、レールの溝にホコリや汚れが溜まっているのかもしれません。きちんと掃除して、潤滑スプレーを適量吹きかけると開閉がスムーズになります。窓の戸車が劣化している場合は、ホームセンターで同型の部品を購入して交換することもできます。
家の片隅に茶色い砂粉状のものが落ちていたら、掃除機で吸ってしまう前に観察を。もしかすると、それはシロアリの糞かもしれません。細かい木くずが散らばっている場合も、シロアリ被害が広がっている可能性があります。
安全面を考慮すると、以下の点検・メンテナンスは専門家に依頼することをおすすめします。
屋根に上がっての点検は大変危険です。高所作業は専門知識と安全装備を持ったプロにお任せください。
雨漏りの原因特定は非常に難しく、素人判断では誤った対処をしてしまう可能性があります。シミやカビを発見した場合は、建築会社による調査と修繕をお勧めします。
シロアリ被害の範囲を特定するには、床下や、場合によっては天井裏へもぐる必要が出てきます。害虫駆除、または信頼できる建築会社へ相談を。
幅0.3㎜以上のひび割れや、複数箇所に広がるひび割れは、建物の構造強度に影響する可能性があります。すぐに建築会社へ相談を。
悪天候の後だけでなく、定期的な点検が住まいを長持ちさせる秘訣です。季節の変わり目や、梅雨前・台風シーズン前などに、簡単なセルフチェックを習慣にし、少しでも異常を感じたら早めに専門家に相談することをおすすめします。
「どこに相談したらよいかわからない」という方は、地域の工務店に相談されることをおすすめします。シャルールホームでは、点検から補修まで一貫して対応いたしますので、お気軽にご連絡ください!