こんにちは、福井で健康と安全にこだわった注文住宅を手がけるシャルールホームです。
以前、福井の地盤は軟弱地盤が多いとお伝えしました。
→土地探しのポイント(2)~福井の地盤~
(https://chaleurhome.co.jp/index.php/blog/house-and-health/item/2-5)
地盤の強さは、安全な家づくりにおける大切な要素のひとつです。
1995年の阪神淡路大震災。
2011年の東日本大震災。
そして、2016年の熊本地震。
いずれも、液状化による建物の不同沈下やライフラインへの深刻な被害が問題となりました。
現行の耐震基準、いわゆる2000年現在では「地盤に応じた基礎の設計」をすることが定められ、新築にあたっての地盤調査が実質義務化されました。
しかし、現実的にはどの会社が調査をしても同じ結果が出るわけではありません。
改良費用の削減のため地盤のセカンドオピオンといったサービスも利用されていますが、安全面を考えると疑問が残ります。
とくに軟弱地盤の広がる福井においては、慎重な試験と検討を行う必要があるでしょう。
地盤改良は、調査の結果に応じて行います。
一般的なのは
(1)表層改良工法
(2)柱状改良工法
(3)鋼管杭工法
の3種類で、地表から2mの深さまでの改良であれば表層改良によって工事を行います。
掘り起こした土にセメント系固化材を添加して撹拌し、締め固める工法です。
狭小地の改良に最適なのが、小型の機械を用いたエコジオ工法。
セメントではなく自然素材の砕石だけを用いた工法なので、地中埋設物や土壌汚染の原因をつくらない、環境にも優しい改良方法です。
また、家を建てたあと、万が一不同沈下などの地盤トラブルが起きた場合には、保険金で補修工事を行います。
保証期間は10年間。地盤は造成してから10年間くらいがよく動くので、10年保証となっています。
地盤調査・地盤改良工事・地盤保証の内容については、各建築会社にお問い合わせくださいね。