こんにちは、福井で健康と安全にこだわった注文住宅を手がけるシャルールホームです。
先日、建築会社を選ぶ際の判断基準を、いくつかお伝えしました。
→信頼できる建築会社の選び方( https://chaleurhome.co.jp/index.php/blog/house-and-health/item/42-191 )
このなかで、営業マンや設計士とのフィーリングも重要であること。「ただデザインがよいだけでなく、総合的にバランスのよい家を提案してくれる設計士であることが大切」であると、お伝えしました。
家を建てるときの依頼先は、「ハウスメーカー」と「工務店」以外にもうひとつ、「設計事務所」という選択肢があります。
設計事務所は、建物のプランニング・設計・監理を業務としており、施工は委託の工務店が行います。
デザインを生業とするだけあって、ほかの家とは一線を画した佇まいに仕上がりますが、なかには「お施主さまの家を建てる」というより「自分の作品を造る」という意識の強い設計士もいますから、注意が必要です。
見た目の印象ばかりを優先した結果、日々の掃除や手入れが大変だったり、メンテナンスのしにくい家になってしまったり、なにかと不都合な家になってしまうこともあるのです。
一例を挙げると、キューブ型や三角屋根のシンプルスタイリッシュな家。
デザイン住宅として人気ですが、軒のない家は雨漏りや壁の汚れのリスクを高めます。
直射日光を遮るものがないため夏は暑く、福井のような雪の降る地域では、窓全体に雪がべったりとついてしまうので、結露もしやすくなります。
ただ「カッコイイ」だけで選ぶのではなく、その設計士が本当にお客さまのことを考えて提案してくれているのか、ただ作品性を追求しているだけなのか。
根拠なくデザイン性を押し付けているだけではないのか。
対話を通して、その辺りを見極めていくことも大切ですね。