(2025.04.07加筆修正)
2025年も引き続き、国土交通省・環境省・経済産業省による3省連携の補助制度が実施される見込みです。現在わかっている範囲内で、以下に詳細をお伝えします。
対象世帯 | 対象住宅 | 補助額 |
すべての世帯 | GX志向型住宅 | 160万円/戸 |
子育て世帯 |
長期優良住宅 |
最大80万円/戸 |
ZEH水準住宅 |
最大40万円/戸 |
※子育て世帯は18歳未満の子を有する世帯、若者世帯は夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
これに、DR補助金との併用も可能。
長期優良・ZEHの補助額に関しては、昨年の子育てエコホームに比べると補助額が大幅に引き下げられました。
その分、より省エネ性の高い住宅に向けた補助が拡充されました。
今回より補助対象となったGX志向型住宅とは、どういうものなのでしょうか?
補助を受けるには、次の2つの要件に適合する必要があります。
一般住宅で使える再生可能エネルギーというと、太陽光発電や家庭用蓄電池、エコキュートなどがありますが、福井は積雪地域に含まれるため再生可能エネルギーを含む削減率の条件は適用除外となります。
つまり、太陽光発電なしでもGX志向型住宅の補助対象になるということ。この条件により、160万円へのハードルがグッと低くなりました。
省エネ改修については、2024年と同様に先進的窓リノベ、給湯省エネなどの組み合わせが可能となっています。
高断熱窓の設置に対し、補助を受けることができます。
ガラス交換、外窓交換、ドア交換の補助額は昨年と同じですが、内窓設置に関してのみ補助額が引き下げられています。
補助額:リフォーム工事内容に応じて(補助率1/2相当等)
補助上限:200万円/戸
エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなどの設置に対し、補助を受けることができます。いずれも、昨年と同じ補助額になっています。
補助額:
ヒートポンプ給湯器(エコキュート) | 10万円/台 |
ハイブリッド給湯器 | 13万円/台 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | 20万円/台 |
※昼間の余剰再エネ電気を活用でき、インターネットに接続可能な機種の場合。機器が満たす要件によって、補助額は異なります。
開口部や躯体(柱や梁、基礎、床、壁など建物を支える構造部)の断熱改修、エコな住宅設備を設置した場合に、補助を受けることができます。
補助上限:60万円/戸
その他の工事については、子育てグリーン住宅支援事業における省エネ改修を行った場合に限り、補助対象となります。
住宅の子育て対応改修、バリアフ リー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等が対象工事となります。
補助上限:最大60万円/戸
新築の補助金も再生可能エネルギーが重視された内容になっていましたが、給湯省エネの補助額が引き上げられている点から見ても、2025年は創エネ・畜エネがより重視されていることがわかります。
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